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色素細菌は宿主である褐虫藻を強光から保護する機能を備えていたことから、自然環境において色素細菌の存在が褐虫藻の生存に有利に働いた結果なのかもしれません。 本研究により、一部の色素細菌は褐虫藻の細胞表面に生息して、強固な共生関係を築いていることが明らかとなりました。本手法を応用することで、煩雑な操作を省いて、褐虫藻の細胞表面に存在する細菌のみを効率的に採取することも可能となります。本手法を用いて褐虫藻表面から保護効果を持つ色素細菌を分離培養し、サンゴや褐虫藻をストレスから守るプロバイオティクスとして利用して「環境ストレス耐性を持つサンゴ」を育てていくことで、サンゴ礁保全に貢献することが期待されます。 本研究は、科学技術振興機構(JST)ACT-X「環境とバイオテクノロジー」研究領域における「エコプロバイオティクスによる環境適応型サンゴの創出」(研究代表者:髙木 俊幸、JPMJAX20B9)及び日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究「細菌が褐虫藻と共生しROS産生を軽減するメカニズムの全容解明」(研究代表者:髙木 俊幸、21K14766)の支援により実施されました。   5.発表雑誌雑誌名:「Microbiology Spectrum」(1月18日付)論文タイトル:Mutualistic interactions between dinoflagellates and pigmented bacteria mitigate environmental stress著者:Toshiyuki Takagi*, Kako Aoyama, Keisuke Motone, Shunsuke Aburaya, Hideyuki Yamashiro, Natsuko Miura, Koji InoueDOI番号:10.1128/spectrum.02464-22アブストラクトURL:https://journals.asm.org/doi/10.1128/spectrum.02464-226.注意事項日本時間1月19日(木)午前0時(米国東部時間:18日(水)午前10時)以前の公表は禁じられています。 8.用語解説注1:褐虫藻 サンゴ・イソギンチャク・シャコガイなどに共生する植物プランクトン。渦鞭毛藻に分類される単細胞藻類であり、光合成産物を宿主に供給する。注2:カロテノイド 動植物に広く存在する黄、橙、赤色などを示す天然色素成分。注3:プロバイオティクス 生き物に有益な作用をもたらす微生物。生き物の体内・体外に存在する細菌を使って、病気の予防などに用いること。注4:光化学系 光合成において、クロロフィルで吸収した光エネルギーを化学エネルギーに変換するための機構。注5:16S rRNA遺伝子アンプリコンシークエンス解析 どのような細菌がどのような割合で細菌叢を構成しているかを明らかにする手法のこと。細菌の16S リボソーム遺伝子を増幅して、検体に含まれる細菌の種類を調べる。注6:感受性試験 対象とする細菌がどのような抗生物質に対して感受性または耐性を示すかを調べる試験。感受性は抗生物質により細菌が死滅、もしくは生育阻害されること。耐性は抗生物質の影響を受けずに細菌が生育すること。注7:蛍光in situ hybridization法 蛍光物質をつけたプローブ(標的遺伝子と相補的な塩基配列を有する合成遺伝子)を標的遺伝子(今回は色素細菌の遺伝子)と結合させ、蛍光顕微鏡下で可視化する手法。注8:Fv/Fm 光合成能力の指標。吸収された光エネルギーのうち光化学反応に利用できる最大の割合(最大量子収率)を示す。 9.添付資料: 図1  抗生物質処理前後での褐虫藻細菌叢の比較Cladocopium属褐虫藻NIES-4077株及びCCMP2466株を用いて、抗生物質処理前後の細菌叢を比較した。Abxは抗生物質処理後の褐虫藻を示す。Durusdinium属褐虫藻SGF株は、サンゴ組織から抽出した褐虫藻に抗生物質処理を施して分離培養した。丸が大きいほど、その細菌の存在比率が高いことを示す。 図2  色素細菌の抗生物質感受性試験アンピシリン(Amp)、カナマイシン(Kan)、ストレプトマイシン(Sm)を含む培地で抗生物質感受性試験を実施した。全ての色素細菌はカナマイシン及びストレプトマイシンに対して耐性を示し、培地上で生育した。一方でアンピシリンに対しては感受性を示し、色素細菌は生育しなかった。図3  褐虫藻培養液中における色素細菌の局在解析CF319プローブによって色素細菌を特異的に染色した。DAPI染色におけるSは褐虫藻細胞を示す。Cy3蛍光の赤色は、色素細菌が存在することを示している。全ての色素細菌は褐虫藻の細胞表面に局在しており、細胞表面以外では検出されなかった。スケールバーは10μmを示す。 図4  強光ストレス条件下における褐虫藻の光合成能力の変化Cladocopium属褐虫藻NIES-4077株及び抗生物質により細菌叢を操作したAbx-4077株を用いて強光ストレス実験を実施した。Abx-4077株は、Maribacter属細菌の存在比率を100%まで上昇させて、生菌数を約8倍増加させた。強光条件において、細菌叢を操作したAbx-4077株は有意に高い光合成能力を維持した。コントロールは非ストレス実験区。     PDF版をダウンロード 前へ一覧へ次へ 関連する記事 研究成果 2024年01月26日 別経路で二度来訪していた絶滅危惧植物―世界遺産地域における生物多様性の成立過程― 研究成果 2020年07月10日 自然界の「ムダの進化」が生物多様性を支える 生物種の個体数増加に寄与しない利己的な性質の進化が導く多種共存 研究成果 2022年04月27日 ミドリイシ属サンゴにおける遺伝的多様性の維持機構 〜産卵時に放出された精子の量と遺伝的多様性が次世代に直結する~ 入学希望者へ 在学生・保護者へ 卒業生へ 企業・研究者へ 社会人・地域へ アクセス キャンパスマップ お問い合わせ一覧 資料請求 このサイトについて ソーシャルメディア公式アカウント サイトマップ プライバシーポリシー 琉球大学について 琉球大学の取り組み 公開情報 教職員募集情報 規則集データベース イベント 研究成果 お知らせ 教えて琉大LIFE 社会で活躍する琉大卒業生 サイトマップ 学部・大学院等 学部 大学院 センター等 入試情報 三つのポリシー 募集要項・選抜要項・入試日程 受験生向けイベント 入試データ・過去問 学部入試情報 受験生向けイベント 入試Q & A(随時更新中) 学生生活 授業・カリキュラム 学生生活支援情報(免除・奨学金・寮等) 就職情報 学生生活に関する各種問い合わせ 卒業生等の各種証明書の発行手続きについて 研究 社会・地域連携 国際交流・留学 学内関係者専用HP Copyright(C)1997-2024 UNIVERSITY OF THE RYUKYUS 〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地

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